家族構成に合わせた間取り

それぞれに住みやすさがある

年齢だったり性別だったりで、暮らしやすい住まいというものは異なってきます。そのため、注文住宅を建てるときは、家族構成がとても重要になります。例えば、親と息子夫婦が同居する場合は、それぞれのプライバシーが保たれる二世帯住宅を作る必要があるでしょう。もしも、男の子と女の子がいるなら、大きくなってから利用するであろう各個室についても考えなければいけません。

なお、ペットという大切な家族がいる場合は、そちらに対しても住みやすさを提供してあげるのがよいでしょう。もちろん、ペット専用の部屋を作るというわけではありません(作ってもよいですが)。犬なら散歩から帰ったときのために玄関から足の洗い場まで近くしたり、猫なら家から外に出て行かないように工夫をしたり、ペットが安心して快適に過ごせる注文住宅にしましょう。

家族の意見をきちんと聞こう

家族にとってよかれと思ってやった間取りでも当人はまったくピンとこずに、ありがた迷惑だと考えてしまうかもしれません。家造りでそのような失敗をしてしまうと、取り戻すのが難しいので家族の意見をきちんと聞くようにしましょう。ただし、間取りについての意見を聞いてしまうと、自身のイメージとはかけ離れた希望をいわれてしまい、望まない注文住宅に仕上がることもあります。そのため、間取りではなく、どうしたいのか要望を聞くようにしましょう。『使いやすいキッチン』や『上りやすい階段』などの要望を聞いて、自身が納得できる形で間取りに組み込むとよいです。業者としっかりと話し合えば、家族の要望を叶えた上で理想とする間取りを実現できるでしょう。