家具や家電のレイアウトに問題のない間取り

テレビを観てゆったり寛げるリビングにするには?

家を設計して間取りを考える際には、部屋ごとにどのような目的で使用するかと共に、具体的にどんな家具や家電を置いて暮らしたいかを考えることが大切です。何となく広めの部屋を作ろう、とか、部屋数を多くしておこう、と漠然と間取りを決めるだけでは、いざ新居で生活を始めた時に、家具や家電が配置したい場所に置けない、という事態を招きかねません。例えば、リビングでテレビを観て寛いで過ごせる空間にしたい場合、どんな大きさのテレビをどこに置くかを考え、大きめの壁面をキープしたり、テレビ端子を付けたりするとよいでしょう。テレビを観る時に腰掛けるソファを置く場所もしっかり取っておくことが必要です。ゆったりとした空間を確保するように心掛けるといいですよ。

レイアウトの工夫で住み心地をアップさせよう!

住宅設計をする場合、ウォークインクローゼットや納戸といった収納に適した空間を予め作ると便利ですが、必要な物をさっと出し入れできるチェストなどを置ける場所も作っておくのがおすすめです。お気に入りの家具を置きたい場合は、サイズをきちんと測ってレイアウトを考えると、居心地のよい自分好みの部屋に仕上がることでしょう。

一年中使う家電はもちろんのこと、扇風機やヒーターといった季節に応じて使用する家電も使いやすいように、コンセントの位置や数にも配慮して設計すると、住み心地がアップします。さらに、家具や家電を増やしたり、買い替えたりする可能性を考慮して、ある程度柔軟性のある間取りにしておくと、長く快適に暮らせる家造りができますよ。